明日目が覚めたら
扉を開けて入ってきたウルルを、

狐につままれたような顔で見つめるのは、

アレクとサンドラ

と4人の王子達。


「みんな私の部屋で何をしているの?」


ウルルも流石に王子たちが

皆集まっているとは思わなかった。

サ-ブルはウルルと目が合うと

目をそらした。


「姫さまどちらにいらしたのですか?」


「ああ、ウロウロしてたら地下室の方まで行っちゃって、

 この、ユリアに案内してもらってここまで戻ってこられたの。」



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