ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
「お前にわかるかよっ……」
瑞希は小さく呟いて、あたしを強く抱きしめる。
瑞希の温もりが安心して、さらに涙が流れてくる。
あたしにはやっぱり……瑞希じゃなきゃダメだよ。
改めてそう感じた。
「ふーん。ま、いいけど」
寮くんはプリントを持つと、
「じゃーなー」
なんて言って、教室を出ていってしまった。
出ていく瞬間、寮くんはあたしにウィンクをした。
きっと、抱きしめたのも全部、寮くんの作戦だったのだろう。
明日……お礼、言っとかなきゃ。