real love~年下の彼~
「優勝しました」


一気に眠気が吹き飛んだ。

「スゴイじゃん。おめでとう」

「実力でしょ?」

「・・・あのねぇ」


「あ、ねぇ先輩」


「何?」

「今度の生徒会、立候補したんだって?」

「違うよ!友達が勝手に推薦した」

・・・
そうなのです。

私が生徒会なんて、自分から立候補

するわけないじゃない。

友達が、美羽ならできるとか言って、

勝手に用紙に書いちゃったのが始まり。


「まぁ、心配しなくても

私はならないから、安心して」


「オレも、立候補しようかな?」


「はあ?」

「先輩となら、楽しそうじゃん」

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