片想いだったね
「二人で話したいから、まっすアッチに行っててよ。邪魔なの。」
景子の口は本当に悪い。だからコイツ友達少ないんだよと言ってやりたい。
まっすは面白くなさそうに、その場から立って景子を睨んで教室に入っていった。
私は景子が何をしでかすか、構えて待っていた。
「……………………。」
「……………………。」
お互い無言で景子は私の前で突っ立っているだけ。見下ろされるのも尺だから、
「座れば?」
と、景子に声をかけて、景子は無言で私の向かいにあぐらをかいて男らしい態度で座る。
「何よ。」
「アンタさ……。」