バッタと女の子
バッタと女の子
ある春の日のことでした。
あるところに小さな女の子がいました。

小さな女の子がおやつを食べていると
おやつのそばに小さな虫がやってきました。

それは透き通るような黄緑色のきれいなバッタでした。
大きさは女の子の小指の爪ほどもありませんでした。

とても小さくて真っ黒な可愛い目をしていました。

女の子はおやつを置いて、そっとバッタの背中に触れてみました。
バッタはとてもおとなしくしていました。

女の子はバッタがとても可愛らしく思えてきて
背中をずっと優しく撫でてあげました。
バッタは気持ちよさそうにおとなしくしていました。
< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop