~校内恋愛禁止ですっ!!~

とりあえず、これで落ち着いたよね……。

私がホッと溜息をついたとき。

悠先生の白くて細い腕が私のお皿へと伸びてきた。

その手はすぐにフォークを掴み、持ち去っていく。



そして再び数分前の状態へと戻っていた。



「だから逆だって……」

「されっぱなしじゃ、申し訳ないんです」



悠先生はプクッと頬を膨らませた。

まるで駄々をこねる子どものように。



仕方ないな……。

すこしテレながら、口をフォークの先へと進めた。



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