Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



今日はね、遠足なの。


みんなで動物園に行くんだよ。


ママも一緒です。


ママはお仕事をお休みして遠足について来てくれるの。


陽菜は嬉しいけどパパが怒らないかなとちょっと心配になりましたが


「陽菜、楽しんで来いよ」


って頭を撫でてくれたから陽菜、一安心。


リュックにお弁当を入れて水筒を持って帽子を被って準備完了です。


「ママ、はやくいこうよ」


「はいはい」


鞄を持ったママと歩いて保育園まで行きます。


「おはよう、まぁくんかずくん」


「おはよう、ひなちゃん」


「おは」


まぁ君と和君と瑞穂おばちゃんはもう来てました。


保育園の前にはバスがきてます。


まぁ君は大きい組さんなので陽菜とは組が違うからバスも違います。


だから和君もまぁ君の方のバスに瑞穂おばちゃんと一緒に乗ります。


あ、譲君もまぁ君と同じ組だから陽菜とは別です。


陽菜のバスには恵太君が一緒です。


恵太君は2歳なの。


恵太君と和君はいつも陽菜にくっついてます。


二人とも、とても可愛いから陽菜大好きなの。


「社長、大丈夫かしらね?」


「今日はそんなに急ぎの仕事もないし、必要なことは昨日のうちにしときましたから一日くらい秘書がいなくても大丈夫ですよ」


「違うわよ。仕事のことじゃなく貴女がいないことに」


「ハハハ…それはないですよ」


恵太君のママは陽菜のパパとママと同じ会社に勤めてます。


ママと仲良しなの。


譲君のパパも同じ会社にいるんだよ。


だから陽菜もみんなと仲良しさんなの。





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