Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



RuRuRuRu…


「はい、ふじくらです。あ、しんごおじちゃん…うん。ママ~しんごおじちゃんからでんわだよ」


「はいはい」


涼に呼ばれ晩御飯の支度の手を止めて


「お兄ちゃん、どうしたの?…えっ? 確か来週くらいじゃなかった?…う ん、うん、そうなんだ。泉お姉さん大丈夫なの。うん分かった。じゃあ私行くわ。大丈夫よ。お兄ちゃんはちゃんと仕事してよ。とにかく落ち着いてね。じゃあ」


電話を切って


さて、どうしよう。


あ、先ずは藤倉に電話を。


「ママ」


「ママ」


涼とテレビを見ていた陽菜も側にきて


「しんごおじちゃんどうしたの?」


「あ、うん。あ、お母さんですか?志織です。今、お兄ちゃんから電話があって泉お姉さん入院したそうです。 …はい、一週間ほど早いんですけど。 それでお兄ちゃん夜勤なんで同じ病院でも付き添えないんです。…はい、泉お姉さんのお母さんが一緒なんですが、私もこれから行こうと。はい、すみません。行きしなに連れて行きます のでお願いします。はい、恭介さんは今晩は遅くなるので。はい、連絡は入れておきます。はい、じゃあ」


電話を切って





< 1,170 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop