Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「おにいちゃん、はい」


陽菜が差し出したのはポッキー


「あ、ありがとう」


受け取ろうとすると陽菜がポッキーを背中に隠し


「ヘヘヘ…」


何故か笑い出した。


「どうしたの?ポッキーくれるんじゃないの?」


「あげるよ」


「じゃあはやく」


「しゅわって」


えっ?


陽菜がポッキーを持ってない方の手で僕の手を引っ張ってソファーに。


よく分からないけどとにかく座ったら陽菜も隣に座って


「おにいちゃん」


陽菜がポッキーを自分でくわえ唇を突き出してます。


えっと…


「ひな?」


陽菜がポッキーを手にして


「ひながこっちから、おにいちゃんがそっちからたべるんだよ」


「えっ、なんで?」


時々陽菜は訳が分からないことを言います。


「きょうはね11がつ11にちで『ポッキーのひ』なんだよ」


「ポッキーのひ?」


「うん」


何で陽菜はそんなことを知ってるんだろ?僕も知らないのに。


「だから、はい」


再び陽菜がポッキーをくわえます。


「ひな、ポッキーのひはわかったけどなんでこんなたべかたすんの?」


陽菜がまたポッキーを口から放して


「ポッキーのひはこうしてたべるんだよ。ひなしってるもん」


「……」


本当かな?


「だから、はい」


またくわえます。


「う、うん」


だけど両端から食べ出しちゃうと真ん中でチュウすることにならないのかな?


いいのかな?


「おにいちゃん」


陽菜が急かします。


「うん」


ええい、もうどうにでもなれ!


反対側からくわえ食べ始めます。


陽菜もポリポリかじってます。


そしてもう少しで真ん中…




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