Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「パパ」


「ん?」


機嫌を直した陽菜が


「パパとしゃくらみたい」


陽菜…お前はいい子だな。


「ん、そうだな。パパも陽菜と涼とママと一緒に桜が見たい」


「パパ、ぼくもパパとママとひなとみたい。やっぱりかぞくいっしょがいい」


「ひなも!ひなもパパとママとおにいちゃんといっしょがいい。 だってなかよししゃんだもん」


ん。


涼も陽菜も俺に似て素直ないい子だ。


「そうだな。志織、志織は?」


「もちろんですよ。パパと涼と陽菜と…家族4人一緒にいられるのがなによりです」


ニコニコ笑いながらベッドに腰かけると陽菜が嬉しそうに抱き着いてる。


「ママ~だいすゅき」


「うん。ママもみんなが大好きよ」


「さ、ぼちぼち行こうか?小雪達が待ってるんだろ?」


「こゆきおねえちゃんたちパパがいるからびっくりするね。たのしみだな~」


涼も陽菜も小雪が驚くだろうと楽しみにしている。


「パパ、ママ、おにいちゃん、はやくいこうよ」


「あぁ、じゃあ行こうか」


「はい。家族4人で」


そうだな。


それが一番だ。




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