Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「もう寝ましょうか?」


「そうだな」


もう12時前になっている。


後片付けを済ませ歯磨きをして寝室へ



「フフフ…仲良く寝てますね」


「あぁ」


ベッドの真ん中に涼と陽菜が寄り添うように寝ている。


私達もベッドに入り


涼と陽菜の額にキスをして


「恭介さん、おやすみなさい」


陽菜の横で寝ようとすると


「志織」


「はい」


再び座り直し


「俺にもキスして」

「えっ?」


「今日お前、俺に構ってくれてない」


構ってくれてないってさっきまで…


「キスしてない。二人きりで寝れない」

「……」


恭介さん、貴方は子どもですか?


夕べだってリビングで…


「志織、早く」


いや、それより何故私からしなければならないのでしょう。


「恭介さん」


「ん?」


「恭介さんからして下さい」


「ん?俺からか」


「は、はい」


「ん」


ニヤリと笑い私の首に手を掛け…


唇が重なった。


恭介さんの舌が私の唇を辿り…中へ


恭介さんが私の口内をくまなく探って…


「ゥ…ゥゥン…き、恭介さん」


唇を離して


「何をするんですか?子ども達がいるのに」


「お前がキスしてくれって誘ったじゃねえか」


「い、いやそれは」

恭介さんが『キスして』って言ったからだよ。




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