Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「意地悪か!だけどな」
「……」
「お前が悪い」
な、何で?
「お前は…年々綺麗になる」
「えっ?」
「年毎に色っぽく…女らしくなる」
「き、恭介さん 冗談は止めて下さい」
年々老けてきてるの間違いじゃないの?
「冗談じゃねぇよ。涼を産んでから、段々女ぽくなってくる。俺は…目が離せない。いつも触れたいと思う」
「恭介さん」
「ん?」
「私…まだ、女ですか?涼のママだけじゃなく、秘書だけじゃなく、奥さんだけじゃなく…恭介さんにとって…女ですか?」
「フッ ば~か!」
軽く口づけをして
「お前は俺にとって一生…女だよ。欲しくて堪んなくなる唯一人の女だよ」
「恭介さん」
恭介さんを抱きしめて
「恭介さんも私にとって唯一人の男です」
「ん」
唇が重なった。
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「恭介…さん」
「ん?」
「恭介さんが…欲しい」
「フッ」
―――
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―――
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恭介さんは…
優しく…
愛して…
くれた…