Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「グラス…」


「明日でいい」


「キ,キャッ!」


いきなり抱き上げられ


「恭介さん、降ろして」


「暴れんな。落ちるぞ」


階段を上がる。


怖いから首にしがみついて。


ドサッ


ベッドに降ろされ恭介さんも。


「恭介さん」


「フッ 心配すんな。何にもしないから。 ただこうして…寝るだけだ」


そっと抱き寄せて…


恭介さんの胸に顔を埋めて


「フフッ」


「ん?」


「恭介さんの匂い。やっぱり一番落ち着きます」


「ば~か!この匂いフェチ」


また『匂いフェチ』って言われたよ。


「いいんですよ。おやすみなさい」


「ん」


唇にキスしようとする恭介さんを避けて、頬にそっとキス


「恭介さんに移したら大変ですから」


「俺はそんなに柔じゃない」


「フフフ…そうでしょうけど油断大敵ですから」


「ん?」


「おやすみなさい」


恭介さんの胸に顔を埋めて眠る。


ーー




「もう寝てるのか?もう…病気すんなよ。お前も大変だけど涼と陽菜、いや俺が一番大変なんだからな。俺には到底お前の代わりにはなれないんだからな」


ーー






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