永遠の片思い。

カレカノの距離。



         :付き合っちゃおうかぁ
  

 何がおきたのか良く分からない。純治からきた一通のメール。

  

     :じゃあそうゆうことでッ☆これからよろしくウ♪



 頭の中は、ハテナでいっぱい。でも、まあいっかぁ♪

  よく分かんないけど・・・好きな人と付き合えるんだし♪

 初彼が大好きな人。すごく嬉しくて嬉しくて・・・うかれながらベットに入った。

 
 それから、美優にも報告して…すっごく喜んでくれた。健斗とも付き合えたらしくてダブルでいいこと続き♪ダブルデートも予定中♪

  純治とは毎日メールした。前から好きだったことも言った。でも、大好きとか、思い切って言っても…何というか…スルー?すぐ話をそらされる。純治はすごくシャイだったから。

  クラス一緒でも、しゃべる事なんてめったに無かった。付き合わなかったら良かったかな?とか思ってしまう。私にとって純治が初彼だったから、付き合って何をするとか・・・よくわかんなかったんだ。お互いシャイだったし。

  そんな時よく涙をこぼした。いろんなこと考えちゃうんだ。

  純治は私のことどう思ってるんだろう。

  私ってうざいのかなぁ・・・。

  とか・・・。


  

   私にとってこの距離はすごく辛かったんだ。

   泣き顔なんて純治に見せたことない。うざいと思われるだけだから…。

   どんなに遠くにいようと、離れるのだけはいやだったんだ。

   だから、その辛さを涙に変えてこの気持ちを押し殺していた。
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