王子様と秘密の××


「わ、わかってるよ…?それにあたしっ……悠のこと好き、だもん……」


「……っ…言うのがおせぇーよ…」


悠は少し震えた声でそう言って、あたしの唇を塞いだ……。


「……んっ……」


外では今でも雷は鳴っているけど、今は気にならなかった。


それくらい、キスに夢中だった。


「…ん、……はあっ…」


「やっと…俺のもんになった……」



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