王子様と秘密の××


そう言いながらユカコと抱きしめ合っていると、


悠に腕を引っ張られてユカコと離されてしまった。


「え!?悠?」


「あらら、もしかしてあたしに嫉妬?」


驚いているあたしとは別に、ユカコはニヤッと笑った。


悠……不機嫌そうなんだけど。


「胡桃、お前…放課後」


ヒッ……!


思いきり悠に睨まれたあたしは、その場で固まった…。




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