王子様と秘密の××


なにも知らないユカコは、そんな呑気なことを言ってくる。


「……い、行ってくる…」


だけど、呼ばれてるんじゃ仕方ないと思い


あたしは席から立ち上がった。


せっかくユカコに話せると思ったのに!!


てか、先生呼び出し多すぎでしょ!


あたしは心のなかで文句を言いながら職員室までの道のりを歩いた。


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