君の幸せ
そしてついたのは公園

「光希くん、公園が好きなの?」
「正解。まぁ、公園とゆうより…」

光希はジャングルジムの一番上に座った

「ジャングルジムのてっぺんが好きなんだ」


私ものぼろう
小さい頃以来だなぁ…


「ジャングルジムなんて久しぶりに
登った!」
「小さい頃からずっとのぼってんだ」

ジャングルジムから
色んな方向を見回す


光希の方を向こうとしたとたん
私のお腹がなった


「お腹空いたの?」

嫌だなぁ 恥ずかしい

「そうみたい」
「近くにファミレスがあるから、そこにしよ」




私はとりあえずオレンジジュースを
光希はコーラを頼んだ


「そう言えば嫌いなものとかないの?」
「特にないかなぁ。お母さんが厳しかったから」
「俺、魚ダメなんだ。」



私はオレンジジュースを一気に口に
流し込む

「そっかぁー」


私と光希は
チャーハンをたのみ、種類の違うものどうし
交換して食べた



「ごちそうさま」
「いや。気にしないで」

再び光希の自転車にまたがった

「今日は帰ろうか」

なんだかさみしい
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