微炭酸な恋【短編】
微炭酸な恋

重いって、なんですか?

「うぅっく…」

ただ好きと伝えたかっただけなのに、伝わりすぎちゃったんだ。

「…重いって、なによー!」

体育館裏の不良定番ポイントで、わたしは今日も泣いていました。

すると、どこからともなく伸びてきた手が、わたしの頭を撫でる。
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