大切な人に想いを伝える魔法の言葉
実際そのあとも、
その仕事はしばらく続けました。
そのときの奥さんの言葉がなければ、
もっと早い段階で諦めていたかもしれません。
ずっと溜め込んで行き場のなかったキモチを
自分一人で抱え込んでいたつもりが、
ゆるやかに解放されて、許されたような、
受け入れられたような、安心した気分に、
うつりかわっていくのを実感しました。
自分で何かをがんばることだけじゃなく、
自分で何かをがんばるのをやめることにも、
きっと、大切な人からの一言が必要なのです。
それはがんじがらめになっているココロを解きほぐして、
つぎの一歩を踏み出したり、新しい道を選んだりする、
ひとつのきっかけになるのかもしれません。