大切な人に想いを伝える魔法の言葉
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騙されてもいい
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だれだって傷つきたくはないもの。
もちろん傷つけたいとも思わないもの。
だから、人のことをときどき、
とめどなく疑ってしまったりして。
そして、自分も人からときどき、
ふしぎなほどに疑われてしまって。
どちらにしろ、傷を避けたいがためなのに、
なんだかむしろ傷ついてしまっているようで。
だけど信じるかどうかは選ぶことができないもの。
ココロを透視することはできません。
その人が嘘をついているかどうか、
その人が信じてくれているかどうかの、
答え合わせもできないままです。
その人が嘘をついていなければ
信じてあげる。
その人が信じてくれているなら
愛してあげる。
そうやって相手にゆだねてしまって、
相手が何を選ぶかによって
自分のココロを決めてしまうのは、
なんだかちょっとムリがあります。
目に見えないギブアンドテイクがあるなか、
相手にギブを求めるばかりになって、
自分からのギブが後回しになっているから、
選べないままなのかもしれません。
騙されたっていい、は、
騙されたいわけじゃない。
でも、本当に騙されたとしても
自分はゆるがないのです。
ほんとうはもっと、
差し出されたものじゃなく
ココロの声に耳をかたむけて
ただその高鳴りや鼓動を感じて
信じることができればいい。
自分のココロに素直になって、
相手のことを受け入れられる、
信じたいものを、信じたいひとを、
ありのままに信じられる、
そんなまっすぐで、芯のある言葉。
そして何より、
相手への無条件の愛情が
たっぷりと伝わる魔法の言葉。
それが「騙されてもいい」。