大切な人に想いを伝える魔法の言葉



傷ついた場面を思い出したのか、

彼女は堰を切ったように答えをくれました。


「いちばん傷ついたのは、

 このことをカレに相談したときに、

 ”そんなにイヤなら辞めたら?”

 と言われたことだったんです。


 もちろんカレのやさしさだとは思うんですが、

 自分の仕事だけじゃなくて

 自分そのものを否定されたような気がして。


 仕事をがんばろうと思っていた

 緊張の糸がプツリと切れてしまって

 仕事に生きたくなくなったんです。」




ココロの整理がされてきたのか、

話しを続けながら少しずつ彼女の表情は

落ち着きを取り戻したように感じられました。

そこで、もうひとつだけ質問をしてみました。





「そうですか。それは辛かったですね。

 では、カレには何と言ってほしかったのでしょうか?」





< 626 / 1,111 >

この作品をシェア

pagetop