モントリヒト城の吸血鬼①~ヴァンパイアの花嫁~
「なるほど…では、のどが
渇いたので、お茶を
御馳走していただけませんか。」

ノークスがそう切り出すと、
少女は不思議そうな顔で
ノークスを見上げた。

「そのお礼を受けたら、
僕はあなたのお姉さんに
バレないうちにおいとま
させていただきます。
どうでしょう?」

そういって、ノークスは
少女に自然と優しい
笑顔を見せた。

「ああ、もちろん、
今日のことはあなたと
僕だけのひみつですよ。」
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