光のもとでⅠ
「うっわ……海斗、ドス黒オーラ炸裂」
 飛鳥がそう言うくらい、俺は今猛烈に機嫌が悪い。
 よりによって、なんで司が翠葉を傷つけてんだよっっっ。
「ちょうどいいわね。空太、それの後始末よろしくね」
 桃華はにこりと笑い、佐野と飛鳥を連れ立って公道の坂を下り始めた。
 そして俺は、空太を引き摺ってマンションへの上り坂を上がり始めた。
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