光のもとでⅠ
海斗くんは腕に少し力をこめた。
「……海斗くん、ありがとう。ありがとうね?」
中途半端に彷徨っていた腕を海斗くんの背に回す。
少し戸惑ったけど、でも、ここに留まってほしくて力をこめた。
遠くに行かないでね……。
「大丈夫だよ。……私は大丈夫だから、そんなつらそうな顔しないでね」
海斗くんの背に回した手でポンポン、と二回叩く。
蒼兄の「大丈夫」のおまじない。
「くっそ……普段弱っちく見えるくせに、こんなときは強いのな? ちょっとずりぃ……」
海斗くんの声が鼻声になった。
もしかしたら泣いているのかもしれない。
海斗くん聞いて……?
「海斗くんたちが教えてくれたんだよ」
「え?」
「踏み出す勇気、信じる勇気、支えあえる関係」
私ひとりではどうにもできなかったこと。
「……海斗くん、ありがとう。ありがとうね?」
中途半端に彷徨っていた腕を海斗くんの背に回す。
少し戸惑ったけど、でも、ここに留まってほしくて力をこめた。
遠くに行かないでね……。
「大丈夫だよ。……私は大丈夫だから、そんなつらそうな顔しないでね」
海斗くんの背に回した手でポンポン、と二回叩く。
蒼兄の「大丈夫」のおまじない。
「くっそ……普段弱っちく見えるくせに、こんなときは強いのな? ちょっとずりぃ……」
海斗くんの声が鼻声になった。
もしかしたら泣いているのかもしれない。
海斗くん聞いて……?
「海斗くんたちが教えてくれたんだよ」
「え?」
「踏み出す勇気、信じる勇気、支えあえる関係」
私ひとりではどうにもできなかったこと。