光のもとでⅠ
ツカサは私の隣で口もとを引きつらせながら、
「それ、消去していただけるんですよね」
「まさかっ! こんな美味しい写真を消去するわけないでしょっ!? それこそ信じられないよ。これは俺の青春メモリアルです! ほら、コーラス部がラストに入るよっ! とっとと戻って」
言うだけ言ったらぴょんぴょんと跳ねながら、奈落へと走っていってしまった。
ツカサを振り返ると、珍しく頭を掻くなんて動作をしていて、
「まさか寝過ごすとは思わなかった」
ポツリと零す。
気がついたら寝ていたのではなく、仮眠するつもりで寝ていたらしい。
「水分だけ、今ここで摂っていけ。奈落に着いたら何かあたたかい飲み物渡すから」
「はい」
答えて気づく。
口の中がひどく乾燥して喉が渇いていたことに。
「それ、消去していただけるんですよね」
「まさかっ! こんな美味しい写真を消去するわけないでしょっ!? それこそ信じられないよ。これは俺の青春メモリアルです! ほら、コーラス部がラストに入るよっ! とっとと戻って」
言うだけ言ったらぴょんぴょんと跳ねながら、奈落へと走っていってしまった。
ツカサを振り返ると、珍しく頭を掻くなんて動作をしていて、
「まさか寝過ごすとは思わなかった」
ポツリと零す。
気がついたら寝ていたのではなく、仮眠するつもりで寝ていたらしい。
「水分だけ、今ここで摂っていけ。奈落に着いたら何かあたたかい飲み物渡すから」
「はい」
答えて気づく。
口の中がひどく乾燥して喉が渇いていたことに。