光のもとでⅠ

46~56 Side Tsukasa 11話

 一階に下りると知らない女子に声をかけられた。
「姫なら外に出たよ」
「ありがとう」
 女子は意外そうな顔をして、「どういたしまして」と口にした。
 俺は礼も言えないやつだと思われているのだろうか。
 そこまで礼儀知らずなつもりはないんだけど……。
 入り口で人員規制しているらしき人間は優太。
 何をやっているのかと思えば、入ってくる人間を規制しているわけではなく外へ出ようとしている人間を規制していた。
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