光のもとでⅠ
「あの……ふたりは本当に恋人――なんですよね?」
 尋ねると、楓先生はにこりと「そうだよ」と答え、果歩さんは少し顔を赤らめてそっぽを向いた。
 そのあと二十分ほどハープを弾き、楓先生にマンションまで送ってもらった。
 この日から、私の小型ハープは果歩さんの病室にしばらく間借りすることになった。
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