もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
ピカッ、ゴロゴロ、ガッシャーン!!


おじさんの頭をやっとのことで覆っている髪の毛は逆立ち、涼しげな目はまん丸に……。


完全に固まっている。


(へぇ〜、このおじさん、雷が苦手なんだぁ)


優衣はクスッと笑いながら、そのおじさんの顔をまじまじと見た。


(そうだ! 今朝見た夢の中で私を案内してくれたあの人だ! 服装のせいかなぁ、顔も少しだらしなく見えるけど、あの案内人に間違いないよ)


優衣は、再び挑んでみた。


「あのーっ、夢の中で私を案内してくれたおじさんですよね?」


『…………』


またもや、反応はない。


次の瞬間、黒い空に更に強い光が走った!!
< 29 / 358 >

この作品をシェア

pagetop