もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
そのあと、眠っているおじさんを隠すように、本を5冊程立て掛ける陽太。


そうして、自分の小細工を満足げに眺めると、自分1人で納得して、自分の部屋に戻っていった。


優衣は、おじさんの枕元に角砂糖を置いてから、明日が期限のレポートに取り掛かる。


眠りに就いたのは、午前1時過ぎ……。


その夜、おじさんが目覚めることはなかった。
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