もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
「私がおもしろい!? おじさんの方が100倍おもしろいでしょーっ」


おじさんに連られて、優衣もケラケラと笑いだす。


『愉快ダナァー、アーッハハハーッ……』


「なんだかよく分かんないけど、ちょーおかしくなってきちゃったぁー。キャハーーッ……」


苦しいほどに笑い続ける2人。


「キャーッ……、あっ、そうだ!」


思いっきり笑いながら、ティッシュにくるんだたくさんの角砂糖を取りだす。


『コーンナニ食べたら、太っちゃうヨッ』


「やだーっ、太ったおじさんなんてきもーいっ、キャハハーッ………」


お互いに違うツボにハマってしまった2人の笑いは、もうどうにも止まらない。


「キャーッ、もーっ苦しーっ! 最高っ!! おじさん、ずっとここに居てねっ」


おじさんは、お腹を抱えながら頷いた。


(ずーっとだからね……)
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