我が儘な後輩君




「先輩は馬鹿ですね。」

ベッドのなかで彼は言った。

「いくら後輩でも男の部屋に1人で来るなんて。」


違うよ、あたしはあんただったから1人で来たの。


「あんたが好きだから来たんだよ。」

「そうだろうと思ってました。」

そう言うと、あたしの体も熱を持ったかのように熱くなるのを感じた。
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