うぶな恋事情
「い…いないけど…」
ボソッとつぶやくぁたし。

「ぢゃー…好きなやつは!?」
続けて聞く龍。

「いない……」
何だろ…

「さみしーゃつ」
龍はバカにしたょうに笑った。
なんか…ムカツク…

「そーゅー龍は!?」
ブスッとしながら聞く。

「俺???彼女いるし」
はぁぁぁ???!いつのまに…

「うっそーいつから???」
「今日…」
龍は照れ臭そうに頭をかきながら答える。

「どっちから???」
興奮気味に聞くぁたし。

「ぇーっと告られた」
課題を写しながら面倒くさそうに答える。

「相手は???」
質問が止まらない。龍はペンを置いた。

「相手は…愛美先輩」
はーーーーーーー???
開いた口が塞がらない。
驚きのあまり止まるぁたし。

「ぉいっ」

「あっごめん。よかったね!なんでokしたの?」

「ん?なんとなく。先輩かわいいし。」
なんとなくでokか…
確かに先輩かわいいもんなぁ…
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