漆黒の瞬き
   
桃子は普段運動をしないので、十分も歩くと疲れてしまいました。

大きな石に座り、吉備団子を全て食べました。


桃子は浅はかでプラス思考なので、もう今ではこれからの楽しい暮らしを妄想していました。

十七年間村から出たことが無かったので、初めての体験に胸を踊らせているのです。

_
< 40 / 50 >

この作品をシェア

pagetop