天神学園高等部の奇怪な面々27
カリカリと、せわしなく動くリヴリアの頭部のCPU。

その結論は。

「成程、犯罪者ですね」

ドヤ顔でそう導き出された。

「私も治安維持の為のウォーロイドの端くれ…天神学園に犯罪者を野放しにしておく訳にはいきません」

「リヴリアちゃん、ウォーロイドなんだ…?」

けしからん娘の言葉に。

「誰がロボットですか、無礼も大概にしなさい、牛」

お前が大概にしろ。

「ともかく」

リヴリアは席を立った。

「早速そのハイテンションメガマックスとやらに対面しに行きましょう」

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