キミが本当の恋を教えてくれた。
そして、コイツは動いた。

「あ、そうだ!蘭ちゃん。今日一緒に帰ろー?」

「そうだね。いいよ」

そして、一緒に帰っていた。

でも、アタシが帰る方とは真逆の方向で、ある倉庫の前に着いた。

「ちょっと待っててね。ここアタシの家なの。片付けてくるから」

「え、ちょっといいよ。アタシもぅ帰るし…」

「いいよ、いいよ。あがんなって!待ってて~」

「あ~うん」

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