パーフェクトティーチャー
「早くボクにカメラを渡しなさい!」


「嫌だ!」


最後まで抵抗を試みる記者とカメラマン。


彼らにしてみれば、こんな大スクープを不意にはしたくないだろう。


しかし敵は氷室である。


分が悪いのははっきりしている。


「いいのか?
渡さないと痛い目にあうぞ」


「おいおい。
アンタ、れっきとした教師なんだろ?
教師がそんな脅し文句言っていいのかよ」


「いいに決まってる。
なぜなら教師である前にボクも一人の人間だからだ」


その後、激しい格闘が始まる。


その結果、誰かのメガトン級パンチが炸裂し、とうとうカメラを破壊してしまった。


こぶしの主は意外にも氷室ではなかった。


なんとほたるだった・・・・・


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