Marius−マリウス−前編
「カツヒデス、お前も知っているように、この剣は代々王となる者に受け継がれてきた剣。受け取れ」
「兄上…」
カツヒデスは、ニシキアスを見つめ、ゆっくりと両手の手の平を差し出した。
ニシキアスは、その手の平にしっかりと剣を渡し、カツヒデスは剣をグッと握りしめた。

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