『恋人代行 』  ① 媚薬の口づけ


鏡の中の自分にビックリ。


くっきりとアイラインが引かれ、

つけ睫毛にラメ入りファンデ。


いつものナチュラルメイクの自分とは

別人の女性がそこにいた。



そして、

胸元に大粒のダイヤのネックレス。

お揃いのピアスを身に着けて…。



最後の仕上げは、

ボディローションにラメ入りアイシャドウを混ぜて作った

オリジナルのボディラメを塗って…。



そして、

優しい香りの香水を少々したら完成。



「はい!!お待たせ~。うん、凄くキレ~イ!!」

「……////////」



嬉しすぎて言葉にならない。

美鈴マジック、凄すぎる。



魔法の粉をふりかけられたみたいに

鏡に映った自分が、

華やかな女性に変身していた。




すると―――――、


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