16LIFE☆~それぞれの恋~


その声に反応して、くるりと後ろを振り返ると・・・










――“間宮海斗”さんがいた。




その声と共に、ざわめき出す社内。




「何で!?いつもの手じゃなかったの!?」




「嘘おおー!?何であんな小娘がっ!?」




あたしはただ、ポカンと口を開けて立ち尽くしているだけだった。




ていうか・・・何故、間宮さんがいたらこんなに騒がしくなるのかしら?




そんな疑問が一瞬頭をよぎる。




だけど・・・あの真っ直ぐな綺麗な瞳と視線が絡まった瞬間、




すぐにうるさくなる鼓動を抑えようとするのにあたしは必死だった。





「さて。皆は仕事に集中して?

・・・美緒は、俺に着いてきてくれるかな」




パンパンと手を叩いて社員を制すと、間宮さんはあたしに手招きをする。




あたしは、何故この人がこんなに権力を持っているのかが




分からなくて戸惑ったけれど・・・とりあえず着いていった。





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