『コンビニに行こう!』

強がり

バイト先に着くまで、終始コウさんは楽しそうだった。

『ハルちゃんの彼氏になったみたい!』って嬉しそう…。


…私なんかの彼氏なんて…嬉しくないでしょ…


コウさんって変わってる…






バイト先に着くと、もう陽が沈み辺りは暗くなっていた。

『ビックリするよ…みんな…。』

楽しそうにドアを開けるコウさん……。



休憩室のパソコンで店長さんが何かしているのが見えた…


『店長!見てみて〜!ハルちゃんだよ!』


コウさんの声に振り向いた店長さんは、

『うわぉ〜!ハルちゃん、別人じゃん!って、なんで?』


店長さんの質問に、

『…何でだ?』

コウさんは私を見つめた。

『あの…大人っぽくなりたくて……。』

とシドロモドロに答える…

『何でぇ〜?!』


『…えっ…あの……』

店長さんもコウさんも興味津々……




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