『コンビニに行こう!』
それから私は、少し緊張しながらバイト先に向かった。


今日は純さんと久しぶりに一緒のシフト…。



早目に着いたはずなのに、もう純さんは来ていた…。


私が挨拶をすると、純さんは気まずそうに笑った…。


そんな純さんを見て、

『私、やっぱり背伸びするのやめました。でも無理して背伸びして良かったって思うんです。…自分のことよく分かったし…、好きになれた気がします…。』
ってにっこり笑った。



安心したように、純さんは、

『ハルちゃんは今のままで十分素敵だよ!』

と、頭を撫でてくれた。



……再認識……。


やっぱり純さんが好き…。

妹になることが強がりでも…

純さんの隣にいれるなら…


でも、いつか、必ず…

自分に自信がついたとき…


純さんに気持ち…伝えるんだ……。





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