不良狼は一途に溺愛中

「えっと、テスト勉強に専念したいから…。」


「テスト勉強?」


「うん…。来週は期末テストでしょ?だから、家でみっちりやろうと思って…。」


ああ、なるほど。


もうすぐ期末試験があるんだっけ…。


俺自身に何か原因があるのかと思ったけど、違っていて良かった。


だけど……


「試験勉強なんて、ここでやればいいじゃねぇか。なんで、ここに来ることをやめる必要があるんだよ。」


彼女をギュッと抱きしめながら、思ったことを素直に口にした。


試験勉強なら、ここでも出来る。


この校舎の空き教室を使えば、机もあることだし、集中して出来るだろ?


何も家に帰って勉強しなくてもいいじゃねぇか。



< 21 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop