密フェチ†イタズラにお仕置き~年の差恋愛

私の指の下で『彼』が熱をもち、形を変え、次第に昂ぶっていくのを感じると---

きゅうっ、

と私も体の奥が熱くなる。


彼と私の体、エッチしてなくても、まるで繋がっているみたい。

なんだか嬉しい。



上目遣いに彼を見ると、ほんの少し眉を顰めて私を見てる。


「…っ、!」


---怒った?


お仕事の邪魔したから?

…こんなこと、女の子からしちゃダメだった?



恥ずかしくなって俯き、彼から放した手を、膝の上で握り締めた。


何も言わない彼…

こんなヤらしい子、もうキライになっちゃった?


---悲しくなって、目頭が熱くなる。





私は彼から離れようと、身を引いた。


「逃がさない」

「きゃ、…!」


腕を掴まれ軽々と引き上げられて、彼の体を跨ぐように向かい合って座らされる。




「---キライに、ならない、で」

涙目で訴える。



「---イタズラする子には、お仕置き、だな」



< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop