神様に与えられた余命2年
私と彼が出会った。*side yu-ka*

私は今日もこっそり応援をしている。


「がんばれー」って大きな声出して
応援したいけれど

私ははしゃいじゃいけないんだ。

だから静かにいつも彼を応援をしている。



「おーぃ。ボール行ったぞ~!!」


今日も頑張ってるな。

「まかしとけ!!」

彼がゴールに向かって

思いっきりボールを蹴った。





入れ…



ボールはストレートで飛んでゆき。


ゴールへ一直線。




「入った―!!!」

「蒼太ナイスシュート!!!」


サッカー部の皆が歓声を上げている。






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