神様に与えられた余命2年

病気の私でも愛してくれる彼 *side yu-ka*




「私ね…私病気なの」


言った…。


言えた…。



体がスッと軽くなった気もしたが

心がぐっと重くなった気もした。



「は?優華の場合だから水虫とかだろ?ビビらせんなって」

彼は信じたいけど信じれない

そんな戸惑いの気持ちとともに

冗談っぽく言った。

水虫だったらどんなけ楽なことか。
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