略奪愛の結末
愚かな私
目が覚めて 白い天井を見た。

看護師が近づいてきて

「道下 メグさん。目が覚めましたね。」そう優しい声で言った。

「私……。」

朝 急に激痛に襲われて慌ててトイレに駆け込んで


「病院?ですか?」

「今 先生呼んできますね。」

私 病院にいるんだ。


しばらくして 先生がやってきた。

「気分はどうですか?」

「なんか まだよくわからなくて…。」

「そうでしょう。
大変な手術でした。」

「手術・・・?」

先生が椅子を持ってきてベットの横に座った。

「我慢しすぎです。
なぜもっと早く 病院に来なかったのかな。」

「我慢って生理痛のことですか?」

「かなりひどかったでしょう。ずっと・・・・。」

「はい…でも若いころからだから
でも最近またひどくなりましたけど……。」


不安になった。


「子宮と卵巣が癒着して 肥大している状態で茎捻転のため
壊死を起こしてました。かなりの激痛で
気を失ったんでしょう?」

朝の記憶を思い出す。

あの痛みはひどかった。
のた打ち回って 助けを求めて

篤朗の名前を何度も呼んだんだっけ・・・・・。


「危険な状態でした。」

先生の顔が暗くなった。
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