に じ い ろ~Rainbow Days~
自信に満ちた笑顔で私を見つめる未来。
目をそらそうとしても、惹き付けられて…私も彼女を見つめ返す格好になった。
「あ…先生、ちょっとだけ…二人きりで話をさせてくれませんか?」
しょうがないわね、と肩をすくめる先生。
先生が保健室を出て扉を閉めると、私と未来の間に沈黙が流れた。
そんな中、おもむろに口を開いたのは未来で。
「…ヒカリ、あのね」
少しだけためらうように視線を床にさ迷わせる。
でもすぐに、意を決したように…再び私の目を見て、口を開いた。