に じ い ろ~Rainbow Days~






未来と同じように、彼の過ぎ去った道をぼんやりと見つめる。


この道を辿って行けば、藤堂のもとに行けるのかな。


でも、それで私は何がしたいのかな。





ほんとは、このままでもいいって思ってた。


未来ひとりが藤堂と元通りになれれば、それでいいかなって。






だって私は、気づいてしまったから。









藤堂が、好きだって。









< 242 / 417 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop