黒神×銀姫【番外編集】




「終わり。」



麗夜が傷1つついてない涼しい顔で言う。



下っ端と幹部は終わり、敵で立って居るのはあと鬼眼の総長だけ。




連夜は息を吐いてから鬼眼の総長を鋭く睨む。




「俺等の暴走。




どうしてくれる?」



「ヒッ…………」


連夜の低い声に震えた情けない声を出す鬼眼の総長。




「責任、とってもらわなくちゃ困るんだけど」


ニコリと微笑む麗夜の瞳の奥は笑って居ない。




「す、すみませんでした‼



一生黒神にはもう関わらないんで許してくださ…………」





言い終わる前に連夜が顔面に拳を叩き込む。






無様に倒れこんだ鬼眼の総長を冷たく見下ろして連夜は低い声で言った。



「二度と鬼眼の名を語るな」




「お前等に暴走族と名乗る権利は無い。」




麗夜も鋭く鬼眼の総長を見下ろして言葉を吐き捨てた。




鬼眼の総長がこくこくと何度も頷くのを見て、連夜は腕を上げて手を後ろから前へ振った。



皆一斉に自分のバイクに乗り、倉庫に向かう。






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